小杉拓馬の外国人風ヘア3つの定義。
NORA HAIR SALONに所属しております、デザイナーの小杉拓馬です!
最近よく「外国人風」という単語を見聞きしますが
小杉拓馬が考える「外国人風」3つの定義。
その1.【立体感】
【立体感】、つまり動きです。髪に動きが必要なのです!!
ジャパニーズの我々が外国人風に見せるのに有効なのは、まず髪の毛に動きを出すこと!!
動きを出すのに有効なのはハイライトとレイヤーカットです。
細かいハイライトを入れることで髪に自然な【立体感】を演出できます。
レイヤーカット(段を入れること)をすることでヘアスタイルに軽さと動きが出るので、立体感を演出できます。
さらに、毛先の束感を表現するために、「レイヤーセニング」という技法で質感を調整するようにしてます。
いかに髪の毛が乾いている時に動きが出るかがキーポイントです!
あえて毛先をバツっと切ることもありますが、そこは本人の希望や似合わせです!
こういった細かい部分でも他と差をつけます。
絶妙にラフな動きを出します。
その2.【透明感】
もともと日本人の髪質は赤みが強いので、透明感が出にくいと言われています。
しかしそこはカラー剤の調合次第!!
「外国人風」を常日頃から心がけている僕なら、赤みを抑えた【透明感】カラーも表現可能です!
【立体感】のところでも書いたハイライトも透明感を出すのに有効的です。
ヘアカラーもあくまでさりげなく!!
▲こちらのモデルさん(おもいっきり外国人ですみません笑)は実際に僕がカット&カラーを行いました!
あえて根元を暗く染め、さりげなくグラデーションをかけて【立体感】を演出。
インナーに細かくハイライトを入れることにより【透明感】をプラス。
少し低めに設定したレイヤー(段)がポイント!
その3.【自然体】
いかに「さりげなく」外国人風にするか!ということです。
やり過ぎず、あざとくなく、自然に。
いかに頑張ってないように見せるか。
(本当は頑張ってる)
外国人風とは本来、【自然体】な物だと僕は思うのです!!
そこで大切になってくるのが、髪の質感。
質感とはつまり、髪の艶、毛先の束感。
明るくしたいからといって、傷んだりしていては元も子もありません。
ブリーチなら必ずケアブリーチを使います。(NORAではブリーチのダメージを94%軽減させた、「ケアブリーチ」を導入しています)
外国人風においてヘアケアはとても重要です。 日頃のシャンプーなどもこだわって!!
【立体感】のところでも書いた「レイヤーセニング」のカットで束感を演出すれば、キメ過ぎないラフなスタイルが叶います。
そして、メンズスタイルは素材を活かして、特に【自然体】に!
僕自身、とてもクセ毛です。(パーマに見えますが全部クセです。)
学生時代はそのことをとてもコンプレックスに感じ、ストレートアイロンで伸ばしたりしていました。
朝とても大変でしたが頑張っていました。笑
でも、とある美容師さんと出会って自分のクセを活かしてもらい、考え方が180℃変わりました!
それまでの僕には、クセを活かすという発想がなかったです。
メンズヘアに関しては、クセ毛に抵抗すればするほどオシャレじゃなくなっていきます。
ストレートアイロンで伸ばして、ギャル男みたいになるのはイケてない!
▲こちらのモデルさんも実際にぼくがカットしました!
イギリスとのハーフの彼は、とってもクセ毛で、悩んでいました、、
でもこうやって活かしたカットをすれば、逆にクセ毛ってかっこいい!
気取らず、自然体です。
クセ毛で悩んでいるメンズに言える事は、スタイリングの方法を知らないだけ!!
スタイリングさえ出来ればクセ毛と上手に楽しく付き合っていけるはずです(^^)
その辺はクセ毛代表として、しっかりレクチャーします!笑
以上【立体感】【自然体】【透明感】が僕の考える「外国人風」の定義3つです!!
あと大切にしているのは、お客様、ファッション、ヘアのフィット感です!
その人それぞれの肌の色や顔の形、持ってる雰囲気から似合わせます!
僕は髪を『切る』ではなく『着る』と考えてます。
どのヘアスタイルを着るのか、あくまでファッションの一部と考えます!
そのためにしっかり話し合って、何が最適なのかカウンセリングします!
きっともっと自分のことを好きになって、日々のお洒落がもっと楽しくなってもらえると思います(^^)
日々の生活がより豊かになったら美容師冥利に尽きます!
ぼくたち美容師にとってこれ以上の喜びはありません(TT)
一緒にお洒落を楽しみましょう(^^)
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